解決法 対策 後編 怒られたり注意されると無意識にニヤついたり笑ってしまうのはなぜ?

前回の記事

解決法 対策 怒られたり注意されると無意識にニヤついたり笑ってしまうのはなぜ?

の後編になります。

怒られたり注意されると無意識にニヤついたり笑ってしまう行動を解決するには、

相手の気持ちや言葉を受け止める能力と相手から受け取った気持ちを適切に吐き出す能力のこの2つを鍛えることです。

解決法 対策 怒られたり注意されると無意識にニヤついたり笑ってしまうのはなぜ?で書きましたが、

後編では、

相手から受け取った気持ちを適切に吐き出す能力の鍛え方を伝えていこうと思います。

相手から受け取った気持ちを適切に吐き出す能力を鍛えるために必要なことは、

相手に対する気遣いとその場に応じた表現力(演技力)です。

相手や周りが求めている表現力を適切にもしくは、それ以上に出せるかがポイントです。

その場に適した表現力

相手から受け止める能力を身に付けたら、相手に伝える表現力を身に付けよう

自分が相手に見せているであろうと思う姿と、相手や周りから自分のことがどうように見られているのかを一致させる必要があります。(自分が思っている自分の姿と相手が思っている自分の見られ方)

客観的に自分がどう見えているのか。
自分と相手や周りとでギャップが発生した内容をなくす作業をしていきます。

男女の日常会話でありそうな例えを挙げるなら・・・


相手

「今日、誕生日でしょ。 前から欲しがっていたこの洋服プレゼント。 この洋服人気でどこの店でも売ってなくて、何店舗も探し回ってやっと見つけて買ってきたんだよ。」

自分
「ありがとう。前々からこれ欲しかったんだよ。今、ここで袋から開けてみていいかな!
ちょっとこれ今着てみるからさ、着た姿見てみてよ嬉しそうにドタバタドタバタ着替える自分

相手があなたに、そのように言葉を投げかけてきたらあなたは、どのような行動や言葉を相手に返してあげたら喜ぶのか?ということを考えて相手に対するお気遣いをすることができるかが相手に対する気遣いとその場に応じた表現力(演技力)です。

仮に上記のような事例でも会話が棒読みだったり表情や行動に覇気が感じられないようならば言葉や行動とでギャップが生まれて相手は良い気分にはなりません。例え「ありがとう」の一言だとしても、その一言に思いや行動が沢山詰まっている表現ができれば、相手はその一言だとしても嬉しいものです。(その一言というだけの表現は難しいものですが。)

上司や先輩などに怒られたり注意されているとき、どのような振る舞いや行動、表情、発言が相手に対しての気遣いになるのか、表現なのか・・・自分のことはひとまず置いといて。

・・・・

そのためには、自分自身の行動や発言が相手にどのような影響をもたらすのかを意識しながら行動する必要があります。

・自分の行動を客観的に意識して、またどのように相手から見えているのか意識しながら気遣いや表現する。

・今、自分の表情や行動が相手にどのような影響を与えているのか。

・コミュニケーションをしている時の相手の表情はどうなのか。

最低でも上記の3点のことは無意識にならないようにして下さい。

始めは、大変だと思うし気が疲れるかもしれませんが意識を怠和らないように頑張ってみて下さい。

意識しながら行動をしていると、次第に身体にそのような意識が染みついてきて、時と場面に応じて相手に対する気遣いとその場に応じた表現力を意識的にコントロールして使い分けができるようになってきます。

また、男性よりも相手からの見られ方を意識している女性。
相手からの見られ方によって男性よりも優劣な待遇傾向にある女性の方が、この能力に関しては男性よりも深く身に付けているかもしれません。

その場に応じた表現力が身に付いたとしても、相手に対する気遣いや相手の気持ちや言葉を受け止める能力をキチンとできるようにしておかないと、相手には上辺だけだといつかはバレます。

怒られたり注意されたときにニヤニヤと笑ってしまう行動が治っても、
今度はキミからは何も感じられない。心がない。と思われてしまうかもしれません。
(怒られたり注意されたときに無意識にニヤついたり笑ってしまう行動を治したいのみなら、その場に応じた表現力(演技力)のみを身に付けて相手に対する気遣いや相手の気持ちや言葉を受け止める能力は必要ないかもしれません。)

身近な付き合いの人や長い付き合いになりそうな人の場合は、相手に対する気遣いや相手の気持ちや言葉を受け止める能力も身に付けておく必要があるかもしれませんね。

まとめると、
相手から受け取った気持ちを適切に吐き出す能力を鍛えるには・・・

相手に対する気遣いとその場に応じた表現力(演技力)を身に付けること。

その場に応じた表現力を身に付けるには自分自身の行動や発言が相手にどのような影響をもたらすのかを意識しながら行動する。自分自身を客観的な目で見るようにする。

自分が思う自分の見られ方と相手が思う自分の見られ方のギャップを埋める作業をする。

表現力を(演技力)高めるには。治らない言葉やセリフの棒読みを治すには・・・という記事を近いうちに書こうと思います。

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